第111回 · 実践 問324 · 実務
46歳男性。消化性潰瘍の既往あり。高血圧症及び脂質異常症に対し処方1の薬剤による治療を行っている。先日、急に話しづらさを感じ、かかりつけ医の紹介で別の医療機関において画像検査を受けた結果、TIA (一過性脳虚血発作) と診断されて入院となり、処方2の薬剤による治療が開始された。 (処方1) アムロジピン錠5 mg 1回1錠 (1日1錠) ロスバスタチン錠5 mg 1回1錠 (1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 (処方2) アスピリン腸溶錠100 mg 1回1錠 (1日1錠) 1日1回 朝食後 3日分 (処方3) アスピリン腸溶錠100 mg 1回1錠 (1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 処方2の薬剤による治療開始時に、病院で薬剤師が患者に説明する内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1この薬はTIAによる後遺症の治療薬である。
- 2この薬の服用中は納豆の摂取を控える必要がある。
- 3消化性潰瘍が再発することがある。
- 4この薬の服用中は発熱や頭痛が起こらない。
- 5出血リスクがあるため、検査や手術等の際は服用中止が指示される場合がある。
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正解: 3, 5
アスピリンはTIA再発予防の抗血小板薬。消化管粘膜障害で潰瘍再発リスクがあり(3)、抗血小板作用により出血リスクから手術前に休薬指示される場合がある(5)。