第111回 · 実践 問271 · 実務
80歳男性。市中肺炎に伴う重症感染症でメロペネム水和物1 g 1日3回 静注で治療開始。持参薬として全般発作型てんかん治療のためバルプロ酸ナトリウム徐放錠200 mgを服用中。入院後も発作症状なし。 薬剤師が医師に提案する内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 1バルプロ酸ナトリウムを中止し、抗菌薬治療を優先する。
- 2メロペネム水和物を継続し、バルプロ酸ナトリウムの用量を増量する。
- 3メロペネム水和物を継続し、意識障害について精神科への受診を勧める。
- 4メロペネム水和物をタゾバクタム・ピペラシリンに変更し、バルプロ酸ナトリウムの治療を継続する。
- 5バルプロ酸ナトリウムを中止し、カルバマゼピンに変更する。
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正解: 4
メロペネムはバルプロ酸血中濃度を著しく低下させ発作リスクを高める。タゾバクタム・ピペラシリンはこの相互作用がなく代替抗菌薬として適切。