第111回 · 実践 問265 · 薬理
57歳女性。HER2陽性の再発乳がん (多発骨転移及びリンパ節転移)。トラスツズマブ+ペルツズマブ+ドセタキセル療法及びデノスマブ皮下注 (120 mg) が開始予定。アルコール過敏症あり。 この患者に使用される薬物の作用機序で、副作用の発現にも関連しているのはどれか。2つ選べ。
- 1神経細胞の軸索輸送に関わる微小管の脱重合を阻害する。
- 2DNAトポイソメラーゼ I を阻害し、アポトーシスを誘導する。
- 3B細胞上のCD20に結合し、B細胞の機能を低下させる。
- 4RANKL (NF-κB活性化受容体リガンド) に結合し、破骨細胞の分化を阻害する。
- 5血管内皮細胞上の血管内皮細胞増殖因子受容体 (VEGFR) に結合し、血管新生を阻害する。
解答と解説を見る
正解: 1, 4
ドセタキセルは微小管脱重合阻害→末梢神経障害、デノスマブはRANKL結合→破骨細胞抑制だが顎骨壊死を引き起こす。