第111回 · 実践 問251 · 薬理
33歳女性。関節リウマチ。処方1〜3 (メトトレキサート、葉酸、アダリムマブ皮下注) で治療継続中、疾患活動性上昇で処方3が処方4 (トファシチニブクエン酸塩錠5 mg 1日2回) へ変更となった。 処方1〜4のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1IL-6受容体に結合することで、IL-6により誘導される炎症反応を抑制する。
- 2抗原提示細胞表面のCD80/CD86に結合することで、CD28を介した共刺激シグナルを抑制する。
- 3ヤヌスキナーゼ (JAK) を阻害することで、リンパ球の活性化を阻害する。
- 4カルシニューリンを阻害することで、ヘルパーT細胞におけるIL-2産生を抑制する。
- 5ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害することで、チミジル酸の合成を抑制する。
解答と解説を見る
正解: 3, 5
トファシチニブはJAKを阻害しリンパ球活性化を抑制(選択肢3)。メトトレキサートはジヒドロ葉酸還元酵素を阻害しチミジル酸合成を抑制する(選択肢5)。