第110回 · 実践 問269 · 薬剤
68歳女性。身長155cm、体重50kg。下腿浮腫及び尿の泡立ちを自覚するようになり、近医を受診した。タンパク尿及び低アルブミン血症を認め、ネフローゼ症候群が疑われ、精査加療のため総合病院に入院となった。検査の結果、以下の治療を開始した。(処方1)プレドニゾロン錠5mg 1回8錠(1日8錠)、フロセミド錠40mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分。(処方2)ピタバスタチンCa錠2mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 7日分。 治療開始後、ステロイド抵抗性との診断を受け、シクロスポリンカプセルが追加されることになった。そのため、薬剤師は処方2の薬剤についてフルバスタチンへの変更を医師に提案した。その理由として正しいのはどれか。1つ選べ。
- 1シクロスポリンがピタバスタチンの消化管吸収を阻害するため。
- 2シクロスポリンがピタバスタチンの肝取り込みを阻害するため。
- 3ピタバスタチンがシクロスポリンの代謝を阻害するため。
- 4ピタバスタチンがシクロスポリンの尿細管分泌を阻害するため。
- 5シクロスポリンがピタバスタチンの尿細管再吸収を阻害するため。
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正解: 2
シクロスポリンはOATP1B1を阻害しピタバスタチンの肝取り込みを抑える→血中濃度↑で横紋筋融解症リスク。フルバはOATP1B1非基質。答2。