第111回 · 理論 問161 · 薬理
【症例】62 歳女性。労作性狭心症と診断された (血圧 140/92 mmHg、LDL-C 132 mg/dL、HbA1c 5.8% など)。 狭心症治療薬の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1ニトログリセリンは、アデニル酸シクラーゼの活性化を介して、血管を拡張させる。
- 2アテノロールは、アドレナリン β₁ 受容体を遮断して、心筋の酸素需要を減少させる。
- 3ニフェジピンは、電位依存性 L 型 Ca²⁺ チャネルを遮断して、冠動脈を拡張させる。
- 4ジルチアゼムは、電位依存性 Na⁺ チャネルを遮断して、陰性の変時作用を示す。
- 5ニコランジルは、ATP 感受性 K⁺ チャネルを遮断して、細動脈を拡張させる。
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正解: 2, 3
アテノロールはβ1選択的に遮断し心筋酸素需要を減らす。ニフェジピンはL型Ca²⁺チャネルを遮断して冠動脈を拡張させる。