111回 · 実践298 · 病態薬物治療

56歳女性。1日の排尿回数が日中・夜間に関係なく増えており、外出先でトイレの心配をすることが多くなってきた。また、急に我慢できないような尿意を覚えることがあるため、「市販の薬を試してみたい。」と相談に薬局を訪れた。医師の診察・治療は受けておらず、薬剤によるアレルギー及び副作用の経験はないとのことであった。 薬局にはプロピベリン塩酸塩10 mgを含有する医薬品があり、来局者が使用可能かを確認することにした。 この女性の病態として正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1膀胱に感染性炎症がある。
  2. 2膀胱からの求心路障害はない。
  3. 3残尿がある。
  4. 4大脳から排尿中枢への抑制が弱くなっている。
  5. 5腹圧の上昇で起こる。
解答と解説を見る
正解: 2, 4

過活動膀胱は感染なく急迫性尿意を主徴とし、求心路は正常、大脳皮質の排尿抑制低下が原因である。