第111回 · 実践 問267 · 薬剤
75歳男性。高血圧症及び心房細動でダビガトラン、ビソプロロール、メチルジゴキシン、イルベサルタン、ヒドロクロロチアジドを服用中。爪白癬に対しイトラコナゾールカプセル50 mg (1日200 mg) が追加された。eGFR 68 mL/min/1.73 m^2。 前問の処方提案の理由に最も深く関係する薬物相互作用の機序はどれか。1つ選べ。
- 1肝臓における有機アニオントランスポーター OATP1B1 の阻害
- 2肝臓における UDP-グルクロン酸転移酵素 UGT1A1 の阻害
- 3消化管における CYP3A の阻害
- 4消化管における P-糖タンパク質の阻害
- 5消化管内 pH の変動による溶解性低下
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正解: 4
イトラコナゾールはP-糖タンパク質を阻害し、P-gpの基質であるダビガトランの消化管吸収を増大させ出血リスクを高める。