第111回 · 実践 問255 · 薬理
54歳男性。脳梗塞既往あり、ビソプロロール、エソメプラゾール、オルメサルタン、ダビガトランを服用中。小脳出血で緊急開頭手術予定。 この患者はビソプロロールを服用しているため、手術中の緊急時にカテコールアミン系強心薬に応答しにくい可能性が考えられた。そこで、この患者でも強心効果が期待できる2つの注射剤の準備を医師に提案した。この2剤に含まれる薬物の心筋への作用として適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1インスリン受容体を刺激する。
- 2グルカゴン受容体を刺激する。
- 3過分極活性化環状ヌクレオチド (HCN) チャネルを阻害する。
- 4ホスホジエステラーゼIIIを阻害する。
- 5アデニル酸シクラーゼを阻害する。
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正解: 2, 4
β遮断薬存在下でもグルカゴン受容体刺激(グルカゴン)とPDE III阻害(ミルリノン等)はcAMPを増加させ強心効果を示す。